
コンクリートの室内は気温が適正値になっても足元や壁はなかなか高くならず、足元が冷えます。木を床や壁などに利用することで、それを防ぐことができます。
また、木目の持つ「1/fゆらぎ」や、木の吸湿性や熱伝導性による触ったときの心地よさなどが集中力を維持させる効果があるとされています。


近年、床にカーペットを敷いた教室が増えていますが、ダニの温床になりやすく、維持管理への注意が必要になります。床をフローリングに改装することで、ダニ生息数が1/4に減少した報告もあります。


木材が持つ吸音性は、コンクリートや金属などと比べても、非常に優れています。反響音も少なく、キンキンした音が緩和されるため、やわらかな音色となって耳に届きます。


森林は二酸化炭素を取り込みます。それは木材になって製品化されても、炭素を閉じ込めたままです。しかも木材は製造加工時のエネルギー消費量が少なくてすみます。


熊本県の中学校で90日間行われた調査で、杉の揮発成分が人の免疫系機能に良い影響を与える可能性があることがわかりました。
杉で製造された学習机と椅子を使用したクラスは既存の合板の学習机と椅子を使用したクラスよりも、免疫活動が増加した結果が出ています。
(資料:九州大学錦貫 茂喜 教授「人の生理反応からみた杉材の有用性」講演内容より)
